NZワーホリ中古車購入!購入方法を実体験に基づき完全解説!

中古車と女性モデル ニュージーワーホリ中古車購入
中古車と女性モデル

こんにちは、ニュージーランドでワーキングホリデー中のナツメです。
今回は私の実体験を踏まえて、ニュージーランドの中古車購入方法についてシェアしていきます。
知識ゼロの私でも無事車を手に入れ、南島ロードトリップを楽しむことができました。
私の経験が次の誰かの参考になれば幸いです。

ニュージーランドの中古車購入方法

ニュージーランドでの中古車の主な購入方法は、中古車ディーラー(車屋)からの購入と個人売買の2つ。
個人売買の場合、さまざまな購入方法があるため、メリット・デメリット含め、下記にて詳しく解説します。
全ての方法を試した個人的な感想としては、中古車ディーラーよりも個人売買がおすすめです。

☞要点だけ確認したい人は購入方法まとめをチェック

中古車ディーラー購入手順 メリット・デメリット

カーディーラーで購入する場合、お店に出向き車を見て気に入ったら購入する流れです。普通の買い物と同じなのでイメージしやすいかと思います。

きちんと整備された車が多く、日本から輸出されたての中古車を販売しているところもあり、品質の高い車を買えるのがメリットです。
また、店員さんもお仕事なので英語が堪能でなくても、大抵の場合は丁寧に対応してくれます。

デメリットはお店を挟む分価格が上がる点です。
個人売買の車が3,000NZD~6,000NZD(約30万円~60万円)で買えるのに対し、きちんとしたディーラーの車は10,000NZD(約100万円)以上のものが主流です。
移住などで長期で住むなら元が取れるかと思いますが、ワーホリでの1年だけの滞在には不向きです。

また、ディーラーの中にも個人売買と同程度の価格で中古車を販売している店もあり、私も実際に見学に行きました。
ただ、この手のお店は薄利多売で、店員さんも一台一台の車の状態を把握しておらず、WOF(車検)が切れている車も売られていました。
この場合ディーラーから買うという安心感もなく個人売買よりもやや高いという微妙な買い物になる可能性が高いです。
なので個人的にワーホリメーカーには代理店からの車の購入はおすすめしません。

ニュージーランドで人気の中古車売買サイト

個人売買の場合、主な購入ルートは下記の4つです。

  • ニュージー大好き
  • Trade Me (トレードミー)
  • Facebook Marketplace (フェイスブックマーケットプレイス)
  • 路上販売

難易度が低いものから順に、メリット・デメリットを含め紹介していきます。
☞要点だけ確認したい人は購入方法まとめをチェック

ニュージー大好き

ニュージー大好きロゴ

ニュージー大好きは、ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職などの日本人向け総合情報サイトです。掲示板の「売ります・買います」で車が売りに出されています。

メリットは日本人向けのサイトのため出品情報を日本語で確認できる点、カーディーラーやTread Meに比べて安い価格での出品が多い点です。
またワーホリ帰国勢の出品も多いため車を買うと、オマケで日用品などが付いてくることもあります。

デメリットは投稿がほぼ日本人に限られるので他の購入方法に比べて出品数が少ないこと、車のスペックなどでの絞り込みができないことです。
また、スペックの記載や説明も投稿者次第のため、情報の問い合わせが必要になる場合もあります。

売ります・買います画面
車カテゴリまでの絞り込みは可能だが、細かいスペックでの絞り込み機能は無し
投稿文
詳細ページは投稿者次第だが、詳細に記載している投稿者が多い

その他、代理投稿など車の持ち主ではない人の投稿がありますが、トラブルにつながる可能性があるため、避けた方が無難です。
【参考】NZ大好き:【注意喚起】代理投稿について

とはいえ、投稿の母数が少なく日本語のため、購入のハードルは低いです。
また、車の登録や保険、ニュージーランドの交通規則についてなど購入者から教えてもらえる可能性が高く、英語に自信がない人や、車の購入に不安がある人におすすめです。

Trade Me (トレードミー)

トレードミーロゴ

Tread Meはニュージーランド最大のオークション&広告サイトで中古車も豊富に取り揃えています。

メリットはサイトの操作性が非常によく、自分の条件に合う車を探しやすい
Tread meへの出品には出品料が掛かるため、売れる自信のある品質の良い車が多い点です。

トレードミー画面
走行距離やインポート履歴など他のサイトにはない便利な絞り込項目が豊富
トレードミー画面
車の詳細なスペックの他、盗難チェックなどの項目もあり購入時に自分でいろいろと調べる手間が省ける

デメリットは販売価格に出品料が上乗せされている可能性がある点、ディーラーの出品もあるため、上記に説明したような薄利多売業者に注意が必要な点です。

また、ニュージーランドのサイトなので出品者も英語話者が多く、英語での対応が必要になります。
ただ、画像のようにサイト内の大部分はGoogle翻訳が効くため、車の検索は日本語でできます
カーオーナーとのやり取りも事前に聞きたいことをまとめたカンペなどで対応可能なので、英語に自信がない人でも十分使えるツールです。

Facebook Marketplace (フェイスブックマーケットプレイス)

フェイスブックロゴ

Facebook MarketplaceはFacebook上のマーケットサイトです。

メリットは、出品料が掛からない分Tread Meよりも商品が多く安い点、ディーラからの出品が少ない点です。

デメリットはTread Meに比べサイトの検索性が悪く、理想の条件を絞り込みにくい点、出品が多い分状態の悪い車の出品もみられる点です。

また、マーケットプレイスの利用にはFacebookのアカウントが必要になります。

フェイスブックマーケットプレイス画面
価格と車のタイプくらいしか絞り込み要素がなく検索性が劣る
フェイスブックマーケットプレイス画面
詳細情報も販売者の説明のみ

さらに車のスペックや詳細情報も販売者の説明のみのため、必要な情報を出品者に問い合わせる必要があることもしばしば。
Google翻訳も効かないので、膨大な車の情報を一つ一つ英語で確認しなければならず、英語に自信がない人にとっては負担が大きいです。

安く車を購入したい人、車の品質の見分けに自信がある人、ある程度英語に自信がある人におすすめです。

路上販売

最後にご紹介するのは路上販売、こちらもニュージーランドでは非常にポピュラーな方法です。
道に停めてある車に”For sale” や”4 sale”などの掲示物が貼られているのが目印です。
車は持ち主の家の前や、目立つ大通り沿いの他、空き地など決められたところに数台並んで置いてある場合もあります。

気に入った車を見つけたら、掲示物に書かれた連絡先に連絡しオーナーと直接交渉、購入という流れになります。
メリットは現物を直接確認できるため、面倒なやり取りの手間を省ける点、販売コストがかからない分、安価なことが多い点です。

デメリットは連絡先が電話番号のみの場合が多いため、電話でのやり取りが必要になる点、スペックや修理歴、車検など全ての情報を個別に確認する必要がある点です。
紹介した方法の中で最も高い英語力が求められるかと思いますが、その分掘り出し物を安く手に入れられる可能性がある魅力的な方法でもあります。
実際私も1台目の車をこの方法で購入し、1ヵ月間の南島ロードトリップでも問題なく走ってくれました。

購入方法まとめ

ここまで紹介した購入方法について、要点を一覧表にまとめました。
【結論】
移住などで長く乗るため質の高い車が欲しい ⇒ 中古車ディーラー
英語や車の購入・登録に不安がある ⇒ ニュージー大好き
英語はある程度OK、幅広い選択肢から選びたい ⇒ Tread Me
英語は頑張る!安く掘り出し物を探したい!⇒ FB marketplace or 路上販売

購入方法価格メリットデメリット
中古車ディーラー高価・プロが整備した高品質の車が買える。
・日本から輸入したての車も。
・個人売買に比べ桁違いに高価
・薄利多売のディーラーでは質の保証が怪しい
・英語での対応が必要
(難易度低め)
ニュージー大好き安価・日本人から買える
・ワーホリ帰国勢がオマケを付けてくれることも
・出品数が少ない
・検索性、詳細ページの閲覧性は良くない
・代理投稿などのトラブルの種に注意
Tread Me安価
(他サイトに比べやや高い傾向)
・出品数が多い
・検索性の高いサイト
・詳細ページのスペックが大充実
・比較的品質の高い車が多い
・他サイトに比べやや高め
・薄利多売ディーラーの出品アリ
・英語での対応が必要(難易度低め)
FB marketplace安価・出品数が多い
・格安の掘り出し物も
・質はまちまち
・英語での対応が必要(やや難易度高め)
路上販売安価・実物をすぐ確認でき手間が少ない
・格安の掘り出し物も
・車のスペック、修理・点検歴など全て個別に確認する必要がある
・英語での電話対応が必要(難易度高め)

おわりに

ニュージーランドは国土が日本の約3/4と大きすぎず、各地にキャンプ場も整備されていてロードトリップには最適の国。

また、ニュージーランドならではの手つかずの自然を楽しめる観光地は、交通の便が悪いことも
せっかくのワーホリ、ニュージーランドを100%楽しみたいなら車の購入はもはや必須!

幸運なことにニュージーランドの交通ルールは日本と同じ左車線、右ハンドルで、道も広く、ほぼペーパードライバーの私でも約1か月間かけて旅して周ることができました。

慣れない海外での大きな買い物は不安が多いと思いますが、この記事が誰かの助けになれば幸いです。


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